8月21日(日)
お盆と言うのは盂蘭盆の略称です。盂蘭盆経の目連説話(目連が餓鬼道に落ちた母を救ったという)が、元になり陰暦7月15日を中心に死者の霊を供養し、先祖の御霊を向かえ死後の苦しみから救済し、冥福を祈る仏事を言います。 自らの命の根源を観じる事により命の大切さや生かされている自分を貴び、御先祖様を中心に命の源へ感謝の念を送り届けます。 施餓鬼会とは施食会ともいい、餓鬼道に落ち飢餓に苦しんで災いを成す鬼衆や亡者の霊に飯食を施す修法です。 阿難が焔口餓鬼に告げられて行ったのが始まりと言われます。中国では清浄な地に水や食物を投げて悪鬼を祓うと言います。 (水陸会) 施餓鬼会では、皆様のご先祖様の精霊、幼子水子と共に、いまだ供養されずに餓鬼界に苦しむ様々な有縁無縁の精霊に供養致します。 ご先祖や亡き人の霊を迎えて、丁寧にもてなし供養する事によって、家門繁栄・子孫長久を祈る回向の行事です。◎先祖代々霊位盂蘭盆供養 ◎幼子水子霊位盂蘭盆供養 ◎先祖代々霊位施餓鬼供養 ◎幼子水子霊位施餓鬼供養 ◎塔婆供養
年に一度、御先祖様がお帰りになられます。~感謝のお気持ちを持ってお迎え致しましょう。~
修験道
六道の一つ。 生前に福徳のない者の行く世界で、ここにある者は常に飢えと渇きの苦しみを受け、たまたま食べ物を見てこれを食べようとすれば、たちまち火炎を発して食べる事ができないという。 生前の悪業や貪欲な性質の報いとして、死んでのち餓鬼道に落ち、苦しめられている亡者のことを餓鬼といいます。
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